2011年2月 1日 (火)

編集後記〈2月〉

● 私がまだ大学生だった頃は、酒といえば日本酒かビールかウィスキーが主力で焼酎は一般的な酒としては認知されていませんでした。
ムギはまだ少なく、イモが主流でしたが臭くて、とても飲むに耐える代物ではありませんでした。
日本酒はまだ特級、一級、二級の時代で、今の純米、吟醸、大吟醸のように味も香も多様で、特色のある酒は望むべくもなく、もっぱら二級酒をカンにして飲んでいました。
ウィスキーはレッド、トリスが中心で角は上級、通称ダルマといわれていたオールドは貴重品でしたし、ジョニ赤、ジョニ黒に代表される輸入酒はあこがれでした。
輸入洋酒が安くなったのは酒税がヨーロッパからの圧力に負けて、従価税から従量税に変わってからです。
その頃サントリー宣伝部には、伝統的広告マンとしての山口瞳や開高健がまだ在職中で次々と話題性のある広告を打ちつづけていました。
「トリスを飲んで…人間なんだからな」というフレーズは今でも懐かしく思い出されます。
それにしても、一度下火になった商品群が一メーカーの努力で復活するというのはあまり例のないことです。
サントリーの努力に敬意を払います。

ついにニューズレターも99号になりました。
8年余も読んでいただいてきましたことを感謝申し上げます。
ここで少しお休みをいただいて、100号からはリニューアルしてまたお届けしたいと思っています。

2月 1, 2011 8.事務所だより |

2011年1月 1日 (土)

編集後記〈1月〉

●民主党のやった仕事の中で、事業仕分だけは評価されているようですが「必殺仕事人」のように最後は殺す力を持っていれば、とも角、強制力を持っていない以上、官僚からはバカにされ、また形を変えてモグリ込ませるような姑息な手段を取られてしまうような情けないことになるのも仕方ないことだと思います。
しかし会社が行う事業仕分は、そんなことが起きないように徹底的に行う必要があります。
会社の事業仕分がうまくいくためには社長が決心し、社長が先頭にたって行うか、社長が仕分人を徹頭徹尾支持することです。
社長の支持が弱ければ、仕分人は孤立無援となり、反対の声の中で沈没してしまうことにもなりかねません。
同和鉱業(現DOWAホールディングス)の社長だった吉川廣和(ヒロカズ)氏の書いた「壁を壊す」を読みますと、社長が先頭に立って仕分をしていても、社員は「セマカズ」などといってサボタージュすることが書かれています。
● TBS開局記念番組「99年の愛」で442部隊のことを知りました。
たまたま夕刊の映画館の欄を見ていたら、新宿の映画館で「米国史上最強の陸軍442部隊」という映画をやっているのを見つけました。
映画は米国人が監督となり、戦争のフィルムを差し挟みながら442部隊の生き残りの人達が当時のことを回顧するという形でまとめられていました。
ローマを解放したのは442部隊だったのに、ローマ進軍直前に行進をストップされ、後方からの部隊に一番乗りされたことや、その直後にヨーロッパ戦線最後の戦場に向わされ、連合軍が2年半以上攻めて落とせなかったドイツ軍を奇襲攻撃で、作戦開始後わずか38分で陥落させたことなども初めて知りました。
フランスのブリュイエールでは今も442通りという名前が残っているそうです。

1月 1, 2011 8.事務所だより |

2010年12月 2日 (木)

編集後記〈12月〉

日本「領土危機」
11月17日のニューズウィーク誌の表紙に、デカデカと踊った文字です。
日本国内ではテープ流出事件として捉えられていますが、世界から視れば、あくまでも領土問題なのです。
この記事の中でのポイントは次の3つです。
(1) 日本政府の発信力が不足している。
1965年に韓国と国交正常化をした際、日本が経済的支援という形で賠償を済ませたことや、日中国交正常化で中国政府が「両国国民の友好のため日本国に対する戦争賠償の請求を放棄する」と宣言したことは、中韓ではほとんど認知されていません。
日本政府は、事あるごとにそのことを表明しなければならない。
(ODAで中国に多額の援助をしていますが、このことも中国人には知らされていません)
(2) 主権を守るという意識が、他国にくらべて希薄である。
社会の関心が雇用や社会保障に移ってしまっていて、世界における日本国の将来を考える力がなくなってきている。
(3) 「尖閣諸島を乗っ取っても日本は抵抗しない」と、中国がそう判断する日がいずれ来るかもしれない。
正に正鵠(せいこく・要点)をえた指摘です。
特に2と3は、今まさにある危機です。
フォークランド諸島に対するアルゼンチンの行動は、まさかと思ったイギリスの反撃で失敗しましたが、ゴアに対するインドの行動が、ポルトガルの無抵抗によって成功したことは記憶に残るところであり、今の日本にとって教訓とすべきことだと思います。
マスコミも主権や領土に関する認識が薄いのは困ったものです。

●イギリスのキャメロン首相の矢継ぎ早の財政赤字対策をスクラップに掲載しました。
日本は自己責任を問う前に金を与え、自助努力を求める前に救済をするということを続けてきた結果、限りなく財政が拡大し、借金が積み上がってしまいました。
社会保障、福祉の予算は聖域となって今なお膨張を続けています。
社会も、「かわいそう」なものは救うのが当然という風潮です。
死んだ祖父の年金を取り続けていた孫の事件を報道した番組で、女子アナが、「でもみんな生活が苦しいんですよね」とだまし取るのもやむなしという類の発言をしていました。
市街へ出没し、賭殺される熊についても「可哀そうだ何とかならないのか」という声が多いそうです。
事の善悪を判断しないで感情に流されると言うのは日本人の欠点ですが、この傾向はますます助長されていきそうな気配です。

12月 2, 2010 8.事務所だより |

2010年12月 1日 (水)

早水和子さんのコンサートのご案内

早水和子  コンサート  (ニューヨークから一時帰国)

2010年12月23日(祝・木)
開演・17時(開場16時半) 2500円(自由席)
アリストホール:港区南青山4-18-16フォレストヒルズウェストB2F 

表参道駅A4出口から根津美術館方面。青南小角左に曲がり、次の角を右、歩5分 
                           03-5775-3838

ソナタ、Hob.XVI.52、変ホ長調 ハイドン。 
ソナタト短調、(英雄)、Op.57 エドワード マックダーウェル
ローマン スケッチより 白い孔雀、アクアパトラの噴水 
チャールス グリフェス バラード エイミー ビーチ    
3つのプレリュード ジョージ ガーシュイン

ニューヨーク在住。スタインウェイ・アーティスト。
ジュリアード音楽院でマーティン・キャニン氏に師事する。ニューヨー ク・アーティスト・インターナショナルの主催によりカーネギー・ワイルホールで7年連続リサイタルを行うなど、長年にわたり、古典派から現代曲にいたるまで幅広い演奏をアメリカで繰り広げている。音楽評論家からは『作曲家の“ドリーム ピアニスト”』と呼ばれ、早水和子のために書かれた曲も多い。

主な経歴  93年にマイヤー・カッファーマンのピアノ協奏曲をモスクワ・シンフォニーと録音、他に も数多くのCDを録音。
1回ヤルタ・インターナショナル・フェスティヴァルに招かれ、 クリミア国立シンフォニアと共演、続いて東京交響楽団、ニューヨーク、ニュージャージーでもオーケストラと共演し、 アメリカ各地でリサイタルを行う。

室内楽分野での演奏活動も豊富で、CD録音ニューヨーク・フィル首席クラリネット奏者として60年間活躍後に引退し、 ギネス世界記録を築いたスタンリー・ドラッカー氏とは、日本、アメリカ両国で演奏。
自身がディレクターを務める『ファブリ・チェンバー・コンサーツ』は11年目を迎え、 ジュリアード音楽院教授、ニューヨーク・フィル奏者などと共演したほか、木・金管楽器、声楽も含め種々のアンサンブルを行っている

日本でもカザルスホールでの連続リサイタルのほか、室内楽コンサートを多数開催。
97年には、“音楽の友”の『批評家によるベストテン』に選出される。
社)全日本ピアノ指導者協会ピティナ(PTNA)主催のコンクールなど審査員経験も多数

申込・連絡先・中山牧子
 TEL 03-3261-3213  携帯 090-2154-0469
 FAX03-3261-7251( 住所・氏名・TEL・FAX・枚数 )
 振込先・三菱東京UFJ銀行 麹町中央支店 普通 1450098
 口座名・早水和子後援会 代表 羽田綏子

12月 1, 2010 8.事務所だより |

2010年11月 1日 (月)

編集後記〈11月〉

● プロ野球もセ・パ共にクライマックスシリーズを終えて優勝が決まりました。
アメリカを真似てクライマックスシリーズが始まったのは、今から3年前からですが、賛成、反対いろいろな意見があると思いますが私は疑問に感じます。
半年に亘る長い戦いで、1勝1勝積み上げられてやっと1位になったのに、3位までのチームと同じ権利しかないのですから1位になる意味がありません。
3位以内に入ればいいのでしたら、今年のセリーグの様に上位3球団と下位3球団の差がはっきりしている場合は3位に入るのは、それ程難しいことはないのではないかと思います。
1位のチームが勝てばいいのですが、敗れてしまった場合は何のための1年間だったのかと悔やまれてしまうでしょう。
早く元のスタイルに戻して欲しいものです
● 尖閣列島で日中が揉めていますが、政府の対応には困ったものです。
釈放に政治介入はしていないと管、仙谷両氏はいまだに否定していますが、検察が日中関係を考慮して釈放したとしたら、それこそ検察の越権行為です。
そんなことがある筈がありません。
外務省幹部に外相が相談した形跡もありません。
こんな時には現場の智恵が必要なのに、3人の素人で決めてしまった様です。
マスコミにも困ったものです。
尖閣列島は日米安保条約の範囲内と折角クリントンが言っているにも拘わらず、そのことを日本の新聞も、テレビもあまり大きく取り上げていません。
こんな時にはアメリカの支援が最も大きな力となるのに、これを利用しようという雰囲気もありません。
NHKのテレビでも白鵬の連勝のニュースがトップニュースで、尖閣は2、3番目に出てくるのですから何とも平和ボケしています。
それにしても一連の動きを見ていると中国という国とはつきあえないという気がします。
中国では、今年から尖閣諸島の領有権を、台湾やチベット、ウィグル自治区と同列の「核心的利益(一切の妥協を拒む他国に譲れない利益)」に位置づけしました。
中国は本気で尖閣列島を取ろうとしています。

11月 1, 2010 8.事務所だより |

2010年10月 1日 (金)

編集後記〈10月〉

●キャッツのフィナーレでは、残念ながら私の前の人で終り、他の場所にいってしまいましたが、キャッツの衣装をつけた踊り手を目に前に見るのは迫力があります。
アイーダでもカーテンコールに何度も応えて、観客と一体になっていました。
四季は顧客満足をあげるために、いろいろ工夫をしているなと感じました。
先ごろ、サービス産業生産性協議会が発表した、09年の8業界74社の顧客満足度の調査で、劇団四季は、長年第1位を維持していたTDL(東京ディズニーランド)を抜き、第1位になっています。

●ニューズ・ウィーク9月1日号で「世界の成長力&幸福度ランキング」が発表されていました。
総合ランキング1位はフィンランド、2位スイス、3位スウェーデンで日本は9位にランクされていました。アメリカ11位、ドイツ12位です。
上位は皆人口の少ない国で、人口の多い国でみると第1位日本、第2位アメリカ、第3位ドイツとなっています。
日本は医療では1位、生活の質でも4位、教育でも5位、にランクされています。
しかし経済活力では辛うじて10位に入っています。

「世界の成長力&幸福度ランキング」(ニューズウィーク10年9月号)
098
日本は戦後60年、懸命に働いて豊かになりました。
バブル崩壊によりこの20年間は低迷していますが、それでも世界からみると非常に良い社会を築いてきたことをニューズ・ウィークのランキングは物語っています。
しかしその営々と築いてきた質の良い社会も財政政策の失敗から危機に瀕しています。
自分の身は自分で守るしかないのでしょうか?

10月 1, 2010 8.事務所だより |

2010年9月 3日 (金)

編集後記〈9月〉

●今月はサムスンを取り上げました。
以前、お客様からサムスンと一緒に仕事をしたときのことを伺ったことが有ります。
「夜の11時になってやっと仕事が一段落し、食事をしに行きました。
食事が終った途端に、さあもう一仕事しましょうと立ち上がったのにはびっくりしました。」
日本も富士通のコンピューター開発の頃は、そんな話はゴロゴロしていたのですが、もう昔のことになってしまいました。

●昨年末に我が家も築20年経ったので手入れをしました。
その時に外壁に「ガイナ」という塗料を塗りました。
これはロケット打ち上げの時の高熱から機体を守るためロケット先端部に塗布するもので、特殊セラミックを塗料化したものです。
この塗料をフライパンの底に塗って、ガスの火にかけて、生卵を落としても目玉焼きになりません。
出入りの建築業者に聞いてみると、研修会にも出かけて勉強はしているけれど、実施例はないということでした。
それでは我が家が第一号になりましょうということで「ガイナ」を塗りました。
普通の塗料を塗るのとほとんど手順は変わらなく、材料代だけが通常の1.5倍で済みました。

昨冬は、家の中は暖かくとても快適に過ごせました。
外がどんなに寒くても中は外の寒さを感じないのです。
朝起きた時、今迄なら廊下など冷え切っていましたが、そんなことは全くありませんでした。

夏はどうかなと思っていたところ、夏の威力も抜群でした。
寝る前に一時間程28℃で冷やして、寝る時にはスイッチを切って寝ても、その気温が持続する時間が長いため寝入りも早く、良く眠ることができます。
夜中に目が覚めても、暑くてかなわんということもなく、明け方にはひんやりとすることもたびたびです。
宇宙技術さん有難うと感謝しています。    

9月 3, 2010 8.事務所だより |

2010年9月 2日 (木)

山辺恵理さん夏のコンサートのご案内

095

山辺絵理さんがロンドンから一時帰国、今年も夏のコンサートのご案内です。

●新宿文化センター小ホール
  東京都新宿区6-14-1

●目黒パーシモン小ホール
  東京都目黒区八雲1-1-1

●2010 年9月3日(金)18時30分開場、19時開演。
  
  於・新宿文化センター小ホール 全席自由席。
  2500円。但し前売り2000円
  ・前奏曲「雨だれ」 
  ・ワルツ「華麗なる大円舞曲」 
  ・革命のエチュード
  ・バラード第一番 
  ・英雄ポロネーズ 
  ・スケルツオ全4曲

●2010 年9月12日(日)14時開場、14時30分開演。

  於・目黒パーシモン小ホール 全席自由席。
  2500円。但し前売り2000円
  (イギリス・オランダ・日本で活躍中の大山徹氏と共演)
  ・24の前奏曲作品28より第7番~15番 
  ・幻想曲 ・ピアノ協奏曲第1番

1981年生まれ、14歳で東京でリサイタル。
13歳からアメリカ、ドイツ、 イタリア、スイス、ポーランド、ハンガリー、スペイン、チェコ、にて 演奏会。
17歳でルービンシュタイン国際ピアノコンクール最年少入賞、第1回ショパン国際ピアノコンクールIn ASIAで第1 位、ジュネーブ国際音楽コンクールで最年少ディプロマ賞など受賞歴多数。
2010年2月、ロンドン「ショパン生誕200年記念フェスティバル」で、急病で欠場の男性共演者の曲目も急遽引受け完璧な演奏を披露。
この演奏がBBCラジオで放送され、3月「Update Weekly Japan」に見開き2ページでインタビュー記事が掲載される。
東京とロンドンの往復で東京音楽大学ピアノ演奏家コース、英国王立音楽大学大学院アーティストディプロマコースをともに特待生・首席で同時卒業。
現在 ロンドンを拠点に活躍中。
大学在学時、海外留学中ともに、財)明治安田生命クオリティオブライフ文化財団、財団法人ヤマハ音楽振興会、イオングループ財団法人岡田文化財団より奨学金を授与される。
㈱エムティーズ・TEL03-3970-3071、FAX03-3926-3176   emtysco@aol.com

9月 2, 2010 8.事務所だより |

2010年8月 2日 (月)

編集後記〈8月〉

● G20首脳会議で、各国は財政赤字を13年に半減するとの基本原則を打ち出しました。
しかし日本については目標達成を強制しない「例外」扱いとしました。
これは他の国々と同様に半減するためには3年間で20兆円の歳出カットか増税をしなければならないことになり、到底無理だからです。
ロイター通信は、「ほかの先進国に比べて、質の悪い財政状態を浮き彫りにした」と伝えています。
もはや日本の財政は例外扱いにしなければならない程悪化しているのです。
増税はいやだ、歳出カットは痛みが伴うから避けたいなどと言っていられる状況ではないのに、困ったものです。

● 参議院選挙が終わりました。
民主党ブームは一過性だったようです。
普天間問題も消費税問題も、もっと党内で議論をしたうえで口にすればいいのに、個人的思いだけで話をするのですから、中身は練られていない中途半端なものになってしまいます。
どうして鳩山さんも菅さんも、党内で議論もしていないところを次々としゃべるのでしょうか。
不思議です。
基本政策にかかわるような問題について軽々と口にすべきではないと思うのですが、なんとも軽口の総理が多すぎます。

社長がお客さんにまだ試作にも掛っていない商品のことを、あたかもそれが出来つつあるような話をしたら、バカにされて相手にされなくなるのは当然だと思いますが、菅さんも鳩山さんもそれに似たことをやっているのがわからないのでしょうか。
口は災いのもとと言いますが、気を付けたいものです。

暑い夏があと2ヶ月程つづきます。体に気をつけてお過ごし下さい。

8月 2, 2010 8.事務所だより |

2010年7月 3日 (土)

編集後記〈7月〉

● スクラップの記事は、元JPモルガンの東京支店長で、JPに藤巻ありといわれた藤巻健史氏によるものです。
この記事を書いたため、銀行からの講演依頼がほとんど来なくなってしまったそうです。
銀行はそういうことを言われると困るということでしょうし、氏の説が正しいことを裏付けていることにもなります。
ニューズウィーク6月2日号では、「日本は次のギリシャになるか」という表題で日本の国債危機を取り扱っています。
そこでは日本が財政危機に陥るのは「もし」ではなく「いつ」の問題だという見方がエコノミストや投資家の間で増えていると述べられています。

● スイスのビジネススクールのIMD(経営開発国際研究所)が発表した「2010年世界競争力年鑑」で日本の総合順位は58カ国中27位となり、前年の17位から急低下しました。
中国、韓国、台湾などにも抜かれてしまいました。
1989年から93年までは首位を保っていたのですから、没落の度は激しいものがあります。
首位はシンガポールで、香港、米国、スイスの順になっています。
日本は成長率の低下で「経済状況」が大幅に悪化、少子高齢化に伴う労働力人口の減少で「社会基盤」の評価も下がり、「政府の効率化」では財政赤字の膨張が足を引っ張り、法人税の高さでは58カ国中最低の評価になっており「このままでは国際企業は活動場所として日本を選ばなくなる」と警告しています。
何ともやるせない気持ちになります。

7月 3, 2010 8.事務所だより |

2010年7月 2日 (金)

大道展のご案内〈7月〉

大道展:7月1日(木)~6日(火)上野の森美術館10時から17時

     どうぞご高覧くださいませ       (最終日は14時)

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 新聞掲載  ●読売新聞   6月29日夕        

         ●朝日新聞   6月30日朝

7月 2, 2010 8.事務所だより |

2010年6月 2日 (水)

編集後記〈6月〉

●鳩山内閣の支持率が更に落ちこんでいます。
本人は安倍さんよりも少しでも長くというような気持ちのようですが、そんなことで居座られても困ったものです。
普天間問題の迷走ぶりを見る限り、国際間の約束を何と考えているのか判断に迷う程の醜態ぶりです。
子供の約束程度にしか考えていないのではないか訝られます。
沖縄の人にもアメリカにも日本の人々にも納得してもらえる基地などあるわけがありません。いつまで八方美人を続けていく気なのでしょうか。
参院選がだんだんと近づいてきます。

● 最近ワシントンの日本人の間ではやっている次のような小噺があるそうです。
「日本には謎の鳥がいる。正体はよくわからない。
そこでアメリカ人に聞くと、あれはチキンだといいました。
中国人に聞くと、あれは鴨だといいます。
欧州人に聞くとあれはアホウドリだと答えました。
日本の有権者はサギだと言います。
でも本人に聞くと私はハトだといいます。
いろいろ皆で議論したところ、あれはやっぱりガンだという結論になりました。」
チキンは臆病者という意味があります。
中国人からみれば、鴨がネギしょってくるように思えるのかもしれません。
ガンが全身に転移しないうちに早く摘出しないと、日本自体が危うくなってしまいます。

6月 2, 2010 8.事務所だより |

2010年5月 2日 (日)

編集後記〈5月〉

● スクラップの記事を読むと、国名と都市名を日本と日本の都市名に入れ替えてあったら、これはまちがいなく日本の教育界のことを書いていると思ってしまうでしょう。
教育界に質の良い教師を呼び込む施策とダメ教師を解雇する仕組を作らないと、どんなに少人数学級をつくっても事態はかわらないのではないでしょうか。

● 東大合格者ランキングの上位に久し振りに都立日比谷高校が顔を出し話題になっています。
合格者が30人以上になるのは実に38年振りとのことです。
第一の原因は、都の施策です。
都には1960年代に学校群制度の発端となった「都立高校の受験教育は止めなさい」という小尾通達があり、進学指導は長い間タブーになっていました。
これを2001年、都は日比谷を含む4校を進学指導重点校に指定し、教員公募制などを実施してきました。
第3の原因は日比谷のスタッフの力です。
校長以下一丸となって改善の努力を重ねました。
45分7時間の授業の実施、学力の定点観測など創意ある新機軸を実行しつづけました。

やはり一貫した方針のもと、熱意ある教師が創意工夫をしつづけることが大切であり、企業経営の成功も、学校教育の成功も同じことではないかと思います。

5月 2, 2010 8.事務所だより |

2010年4月 1日 (木)

編集後記〈4月〉

● 事務所が新宿なので、高島屋も京王も小田急も皆10分以内の距離にあります。
時々買い物をすることがありますが、いつも気になっていることがあります。
それは代金を払う時です。
百貨店では代金を払う際、その売り場で代金を受け取っても、そこの売り場では決済せずに、必ず店員が「しばらくお待ち下さい」とどこかに消えて行き、しばらくして戻って来てレシートを渡してくれることです。
売り場の人間の70~80%が取引先の人間ということなので、百貨店の人間が別の場所で売上の管理をしているのかもしれませんが、何故売り場で決済をしないのでしょうか。
日本の百貨店は儲かっていませんが、韓国のロッテ百貨店は売上高経常利益率が10%もあるという記事を読んだことがあります。
ロッテは百貨店経営を日本に学んだということですが、百貨店の人間の数が日本の1/10しか居ないとのことです。
サムスンや現代が、日本の電気・自動車に学びながら日本を越えた様に、百貨店も日本を越えたのでしょうか。
長い間百貨店の一階は化粧品売り場が占めていましたが、一階に食料品売り場を開くところが出てくるそうです。
百貨店も変わりはじめたのかもしれません。

●今年の春は花粉が少ないとの予報でしたが、確かに少ない様で、マスクをしている人の数も例年よりずっと少ないように思います。
私も花粉対策にスギ、ヒノキのドリンクを昨年末に一本飲んだだけで今年は終わってしまいそうな感じです。

4月 1, 2010 8.事務所だより |

2010年3月 1日 (月)

編集後記〈3月〉

● 新型インフルエンザ騒ぎもようやく下火になった様ですうが、騒動のあとには大量のインフルエンザワクチンが残ってしまいました。
マスコミあげて騒いだ結果、日本が確保したワクチンは世界の消費量の8割に達し、その額は凡そ2000億円になるといわれています。
まさに非常識な数字です。
しかし新型インフルエンザに関しては日本だけでなく世界全体でも騒ぎが起き各国がタミフルなどの薬の備蓄に走り多くの国が過剰発注で頭を悩ませています。
欧州会議保健委員会のウォリフ・ガングウォーグ委員長は、「新型インフルエンザは今世紀最大の薬剤スキャンダルの1つだ。
比較的軽いインフルエンザが発生しただけでパンデミック(世界的大流行)宣言は誤りだ」と、「WHOは製薬メーカーに煽られてしまった」と言います。
そのため欧州議会は、WHOと製薬メーカーの癒着の調査を開始し、1月末から企業や国への捜査と公聴会などを開く予定になっています。
あの程度の死亡率でのパンデミック宣言はやや行きすぎかなという感じは持っていましたが、「やっぱり」という感じがするのは私だけでしょうか。

欧州議会(おうしゅうぎかい)とは、直接選挙で選出される欧州連合の議会組織。
欧州連合の機関において欧州連合理事会(たんに「理事会」ともいう)とともに両院制の立法府を形成しており、世界でもっとも強力な権限を持つ立法機関のひとつといわれる。

欧州会議(おうしゅうかいぎ)はヨーロッパ地域の47か国によって構成される国際機関である。欧州評議会(おうしゅうひょうぎかい)、欧州審議会(おうしゅうしんぎかい)とも訳される。

3月 1, 2010 8.事務所だより |

2010年2月 1日 (月)

編集後記〈2月〉

●「伝統的建造物群保存地区」は昭和50年の文化財保護法により周囲の環境と一体をなして歴史的な風致を形成している伝統的な建造物群を保護するために創設されたもので現在日本全国に84ヶ所が指定されています。
いわば「日本遺産」ともいうべきところです。
今回の「関宿(せきじゅく)」もその一つです。
私が訪れたのはまだそのうち14ヶ所で、あと70ヶ所も残っています。
そもそも私がこうしたところを訪れ始めたのは、毎月開かれるある会合で知り合った方から、この「伝統的建造物保存地区」を訪れることを楽しみにしているという話しをお聞きしたことが契機でした。
以前から「日本の小京都」というところに興味を持ち、意識的にそうしたところを訪れていましたが、歴史遺産という観点からみると、やや物足りないところもありました。
ところがこれに記載されているところを訪れてみると昔のままの風情がそのまま残っているところが多く、訪れることが楽しみになりました。
その方には毎月このニューズ・レターをお送りしていましたが、先日その方から「歴史の町並」というオールカラーの50頁にもなるA4版の立派な書籍が送られてきました。
開いてみるとどこも今すぐにでも訪れてみたいような写真で埋めつくされていました。
早速お礼の電話を差しあげましたら、萩に行かれた折にこの本を見つけたので、私の分にと思って持ち帰り、送っていただいたということでした。
ニューズ・レターに書いてあることをお読みになっていて、旅行に行かれたとき思い出して、わざわざ送っていただけるなんて、なんと有難いことかと思いました。
私にとって、何ものにも代え難い「魂のごちそう」でした。

2月 1, 2010 8.事務所だより |

2010年1月 2日 (土)

編集後記〈1月〉

●2010年が始まりました。
2008年のリーマンショック以後日本経済はドル安に揺さぶられ、成長政策より分配政策を重視する鳩山内閣により、方向を見失いいまだ迷走中というところです。
内需振興とかけ声はかかっていますが、具体策は見えません。
そこで内需振興の特効薬を考えました。
初夢と思ってお読み下さい。

●60才以上の親からの贈与は5年間に限り、申告を条件に免除する。
日本の個人金融資産は1,400兆円といわれています。
このうちの70%以上は65才以上が所有しています。
金融資産を消費に向わせるには消費層にこの金を移動させなくてはなりません。
そこで親から子に贈与させます。
無税ということになれば親は子や孫に金を渡します。
突然に金が入ってくれば消費意欲の旺盛な子や孫はその金を消費します。
 ざっと計算してみますと次の様になります。
  
65才以上の親の金融資産  1,400兆円×0.7=980兆円
そのうち30%が贈与されるとすると 980兆円×0.3=294兆円
このうち50%が消費に回るとすると 294兆円×0.5=147兆円
1年間の消費額    147兆円÷5(年)=29.5兆円≒30兆円

 現在の需給ギャップは40~45兆円ですから、凡そこの70%が埋められることになります。
形式的に渡されるのを防ぐためには、申告を前提としたり、受贈者の銀行口座をつくらせたり、いろいろな手段を考えればいいと思います。
相続税で納税されるのは年間約1兆円ですから、30兆円の経済効果があれば相続税の減収分など簡単にとり戻せます。
でも社民党と連立を組んでいる限り、福島党首の金持優遇反対の一声でパーになりそうですネ。(金持ちに金を放出させる手段なのに、、)

1月 2, 2010 8.事務所だより |

2009年12月 2日 (水)

編集後記〈12月〉

●スクラップにとりあげられている、ドレスデンに行ったのは20年以上前になります。
エルベ川を見下ろす「ゲーテのテラス」からの広々とした平野を流れるエルベ川とその両岸に建つ重厚な建物とが作りなす眺めは何ともゆったりとして、悠久を感じさせる飽きることのないもので、いつまでも佇んでいたい光景でした。
世界遺産にとりあげられると、観光客が増えるので、世界中で世界遺産登録の競争みたいなことが起こっています。
世界遺産というので行ってみると、これが何で世界遺産と思われるものも近年は多くなってきました。
もうユネスコで世界遺産登録を始めてから30年以上も経つのですから、新しく指定されるものは価値が低いものも出てくるのがあたりまえです。
観光ガイドブックには何年指定ということも記して欲しいものです。
世界遺産は1000コに限定するというようなことも必要なのではないでしょうか。
いつも行く西洋美術館が世界遺産の登録から外れましたが、申請国のフランスはまだ執着をしているようです。
でもあれが世界遺産といわれてもピンとこないのも事実です。
日本の国宝も同じです。
現在建造物だけで214件、全部で1076件もあります。
毎年指定されますので国宝はどんどん増えるばかりです。
あと100年も経てば日本中国宝だらけということになるかもしれません。
世界遺産もそうなってしまわないか心配です。

●先月号でとりあげた「体温が上がると健康になる」を読まれましたでしょうか。
私も平常時の体温を知らなかったので計ってみたら、朝起きがけは34度台、昼間でも35度台しかないのにビックリしました。
体温を上げるのにはショウガが良いというので、顧問先の㈱快適生活クラブさんが出している「黄金ショウガプラスアルファ」を水にといて持ち歩き、一時間おきぐらいに飲んでいたところ、最近では0.5度から1度位体温が上がり、頬がポッポとするようになりました。
風呂に入った時、顔にさわると肌もスベスベして体調に良いように感じます。
私にはショウガの効用大というところです。 

12月 2, 2009 8.事務所だより |

2009年11月 1日 (日)

編集後記〈11月〉

●スクラップでは、オゾン層の破壊を避けるために採用した代替フロンが膨大なCO2を発生する原因になるという何とも皮肉な、しかし深刻な問題を提起しています。

●鳩山首相は国連総会で、2020年に日本は、1990年比25%のCO2削減目標を達成することを宣言しました。
この目標の達成は非常に困難です。
最も問題なのは2009年に意見表明をしているのに基準年度を何故1990年にするかということです。
アメリカは、2005年、オーストラリアは2000年、カナダは2006年を基準とすべきと言っています。
EUが1990年を基準とするのは、狡猾なヨーロッパの外交政策が反映されています。
京都議定書は1997年に定められましたが、この時に2008~2012年の間の削減目標とすべき基準年度を1995年にしないで1990年にすることをヨーロッパが強く主張し、その結果1990年が基準年度に選ばれました。
その結果は次の表のように実に不平等なものになってしまいました。 
1_2 
1997年会議時の実質排出量は90年比で表の様になっていました。
ドイツは東ドイツと統一した後、東ドイツの老朽化した機器を取り替えることにより、会議時には90年比19%、イギリスは燃料を石炭から石油・天然ガスに替えることにより8%、ロシアは燃料の変換と産業の縮小により38%の削減になっていました。
一方、日・米・加は、その時点で90年比では増加しています。
そして署名した削減率は、各国とも似たような数字になっており、いかにも平等のようになっていますが、実質削減目標は、署名時に比べ、ドイツは11%、イギリスは5%、ロシアに至っては38%も増やして良いことになっているのです。

●削減会議なのに、会議時にはすでに削減目標を達成しているから、増やして良いという目標になっているのです。
一方、日・米・加は大きな削減目標になっています。
このことを問題としたのは評論家の長谷川慶太郎氏と東大教授の武田邦彦氏でしたが、マスコミは不勉強で、このことをほとんど取り上げませんでした。
これから削減するのですから、20年前を基準にしないで、米・加の言うように2005、6年を基準とするのが常識ではないでしょうか。

11月 1, 2009 8.事務所だより |

2009年10月 2日 (金)

編集後記〈10月〉

●総選挙で自民党が歴史的大敗を喫しました。
民主党が勝ったのではなく、自民党が自滅したのです。
自民党の自滅の原因は小泉首相が郵政改革を挙げて選挙に勝ったのに、その郵政改革を放り出して首相を辞めてしまったことです。
そして国民が求めていた郵政改革を、残った人間で叩き潰そうとしたのが最大の誤りだったと思います。
それと安倍首相が郵政造反組の復党をさせたことです。
郵政改革に反対の者を自ら放逐しておきながら、首相が代わったとたん復党させるのですから呆れて物も言えません。
更に、漢字も読めない人を首相に選んでしまったことです。

●最近、小泉改革は格差を拡大したということが声高に叫ばれています。
社民党が言うのならわかりますが、自民党の反小泉派までが言っています。
しかしこれは誤りです。
格差の拡大は一般的にはジニ係数が上がることで証明されます。
しかしジニ係数は小泉改革の間は変化していません。
今年の政府発行の経済白書は2002年(小泉政権発足)まではジニ係数は上昇していましたが、それ以降は上昇していないことを数字で証明しています。
政府機関の発行した白書でそれを否定しているのに、その政府を支えている自民党員が、何の根拠もなしに、格差拡大したから規制改革反対というのですから困ったものです。
総務省の公表しているジニ係数の国際比較では、日本のジニ係数は、世界123ヶ国中、下から二番目の低さで、スウェーデン、ベルギー、デンマーク並で、極めて格差の小さい国になっています。

10月 2, 2009 8.事務所だより |

2009年9月 1日 (火)

編集後記〈9月〉

●静岡で地震がありました。
当日、富山の高岡のホテルの11階にいましたが、夢うつつの中でミシミシと音が聞こえたので何だろうと思っているうちに揺れだしました。
寝ているものですから、かなり大きく感じました。
今回の被害が規模の割に小さかったのは、市民が東海沖の地震に備えて準備をしていたからだということでしたが、振り返って我が家を見回すと地震の備えは全くといっていいほどしていないなと反省させられました。
地震のたびに準備を…と思うのですが、そのたびにマァイイカと結果的には何もしないまま過ごしています。
そのうちにドカン…と来たときには大被害かなと思っています。
反省だけなら猿でもできる…。

●酒井法子の逮捕でテレビ各社は大喜びで、連日連夜この報道をくり返しています。
広告収入も減り、番組も埋まらない状況では、何とも有難い事件だろうと思います。
何か喜々として放送しているように思うのは私の偏見なのでしょうか。

●チャレンジでは長崎県立清峰高校をとりあげました。
今回優勝した中京大中京高校に野球留学生がいたかどうかはわかりませんが、県内からの移動はまだしも県外からの移動は禁止にすべきではないでしょうか。
いろいろなことを考えればやり方はあるのではないかと思います。

9月 1, 2009 8.事務所だより |

2009年8月 2日 (日)

編集後記〈8月〉

●都議会議員選挙は民主党の圧勝に終わりました。風が吹く時の怖さをまざまざと見せられた思いがします。

●世界中でこの50年間一党が支配し、政権が変わらなかった国が3つありますがどこでしょうか?
北朝鮮、中国、それに日本の3カ国です。
日本は短期間細川政権に変わりましたが、ごく短期間だったため国の政治体制や行政の体制を変えるまでに至らず、実質的には戦後一貫して、自民党を中心とする保守体制であったといえましょう。
長期間一党支配がつづくと、政治と行政の癒着が進み各々の利益を互いに守り、盛りたてようとします。
官僚の打破を標榜し、天下り禁止を叫ぶ民主党に政権を奪われることは、共同体の維持を至上命題とする官僚組織にとっては最大の脅威であり、またこれと一体化し利権を得ている保守政治家にとっても同様です。
脅威の俳除のためには本来政治的には中立であるべき検察までも巻き込んで自己保存を図ろうとします。
小沢秘書逮捕、二階不起訴に見られる先頃の事件はまさにこの構図を地で行ったような事件でした。
検察審議会も二階不起訴を不当と結論づけています。
政治、社会の閉塞感を打ち破るためにも、政治の変革が求められるのではないでしょうか。

8月 2, 2009 8.事務所だより |

2009年7月 2日 (木)

編集後記〈7月〉

 豚インフルエンザ騒ぎも大方収まった様です。
今回の騒ぎを顧みると、過去にあったPCB騒ぎや狂牛病騒ぎと全く軌を一にしているように思います。
ある事実が公表されるとそれに関するニュースをマスコミが大々的に取り上げ、それを煽りたてる。
政府の対策を迫り、それでは生ぬるいと追い討ちをかける。
役に立ちそうもないマスクをあたかも効用があるかのように着用をうながす結果、マスクを求め人々が走り、騒ぎは拡大する。
ニュースは連日の様に新規発生件数を報じ、人々を怯えさせるという図式です。
本来は毒性が強くないと分かった段階で厚生省が対応策を発表すべきであるのに、深刻な顔をした大臣がさも重大な様に受け応えをするものだから、ますます不安が拡大してしまいます。
丁度その時期に風邪を引いてマスクをしていた我が事務所の女性社員は、電車の中でセキをしたところ、周りの人が犯罪者を見るような目でにらみつけるので、いたたまれなくなって電車の外に出たそうです。
行きつけの美容院の主人にこの話をしたところ、彼も電車の中でノドがいがらっぽくなってセキをしたら、隣の女の子は席から立ち、周りの人は、出口の方に身を寄せ、イヤな目でにらまれたと言われていました。
私達の過剰反応も、いつものことですが気を付けたいものです。
イギリスではカウントさえしていないし、空港ではインフルエンザの質問票すら回収していなとのことで、日本の過剰反応が際立っているようです。

7月 2, 2009 8.事務所だより |

2009年6月 2日 (火)

編集後記〈6月〉

●発生するか発生しないかではなく、いつ発生するのかだけが問題といわれていた新型インフルエンザが、鳥からではなく豚から発生しました。
世界不況の中でまた一つ人の動きを停止させることにより景気を悪化させる要因が加わりました。
一番の対策は人の混み合う場所に出て行かないこと、外出を避けるというのですから景気には最悪です。
なるべく早く沈静化することを祈るばかりです。

●日本の野球選手の中で最も賞賛されるべき人は、野茂とイチローだと思います。
日本人の投手がアメリカで立派に活躍できることを証明した最初の人が野茂です。
それ以前にも何人かの選手はいましたが、本格的に活躍したのは野茂で、それ以後多くの日本人が次々と海を渡り、それなりの活躍をしています。
野茂の活躍が多くの人に自信を与えました。
そういう意味では野茂は国民栄誉賞に値するものと思います。
日本の打者でそれを証明したのはイチローです。
初年度から200本打ちつづけ、オールスターには連続出場し、MVPを取り、とまさに大活躍です。
イチローは言葉が短く、多くを語りません。
「イチロー292のメッセージ」は、イチローの短い禅問答のような言葉を並べた本ですが、今回はそれをテーマ別に整理し、まとめてみましたら、チャレンジのようなイチローの姿が浮び上がりました。
一つ一つの言葉が、非常に中身が濃く、意味が深いのに感心します。
今年も200本以上打って新記録を達成して欲しいのですが、、、シーズン初めの10試合程の欠場が最後に響いてこないかが心配です。

6月 2, 2009 8.事務所だより |

2009年5月 3日 (日)

編集後記〈5月〉

●今年の桜は早く咲いて、早く散ってしまうのかと思っていたら、開花後、寒さがぶり返したため例年より遅くまで桜を楽しむことができました。
今年の桜は昨年よりもピンクがあざやかで、昨年よりきれいだったように思います。
毎年、桜の時期になるとどこかへは桜見物に行くのですが、いつも気になるのは桜並木に無粋に吊るされている提灯です。
権現堂の桜にも下がっていましたが、何とかならないのでしょうか。
折角の桜の綺麗さが半減してしまいます。
皆様はどう考えられますか?

●私事になりますが昨年3月17日に肺がんの手術を受け、丁度1年が経ちました。
昨年2月末に半日ドッグで肺がんらしきものが見つかり、3月5日に築地のがんセンターに紹介されました。
担当医はCTの映像を見て即座に腺がん第1期と診断し、翌週の診察で病理検査もせずに3月17日手術と決定しました。
ネットで担当医を調べてみると、日本のがん名医100人中肺がんでは第二位にランクされている人でしたので委(ゆだ)ねることにしました。
 幸い肺がん第1期のステージAという段階でしたので右肺の上部3分の1とリンパを切除しただけで、抗ガン剤の投与もなく済みました。
驚いたことに背中を12cmも切り、右肺を3分の1切除したのに出た血はわずか26ccで、回復も早く4日後には退院しました。
退院後はなるべく早く平常状況に戻すように言われたので、翌日から仕事に出かけました。初日は話すたびにセキが出て痛みが走りましたが、マスクを掛けて風邪だと言ってごまかしました。
それから丁度一年経って、今年の4月の初め一年目の検診でCTを取ったところ、幸いにも今のところ転移はないということで安心しました。
診断レポートに印字された「再発や転移の所見はみられません」という文字が光って見えました。

5月 3, 2009 8.事務所だより |

2009年5月 2日 (土)

大道展のご案内〈5月〉

●今年の大道展は5月9日(土)~19日(火)(18日は休館日)
                     (最終日は14時半まで)    
 於:東京都美術館(上野)

 大道展は正統な書法を継承しています。是非ご高覧ください。
                   大道書学院会長 羽田 孜
Photo
源氏物語「帚木(ははきぎ)」に「深い素養がないのに気取って書いているのは、ちょっと見るといっぱしの感じだが、やはり本当の書法を丁寧に体現した書き方の方がすぐれている」という一節があります。

「字を書きたるにも、深きことはなくて、ここかしこの、点長(てんなが)にはしり書き、そこはかとなくけしきばめるは、うち見るに、かどかどしくけしきだちたれど、なほまことの筋をこまやかに書き得たるは、うはべの筆消えて見ゆれど、今ひとたび取りならべて見れば、なほ実(じち)になむよりける。」

2010年度は、7月1日(木)~6日(火)
2011年度は、6月25日(土)~30日(木)
(東京都美術館が改修工事に入るため)上野の森美術館にて、開催いたします。

●私はこの書学院の顧問をしています。(真崎一多)

5月 2, 2009 8.事務所だより |

2009年4月 1日 (水)

編集後記〈4月〉

●映画を見にいく時は新聞の批評を見ていくことが多いのですが、絶賛してあるものでも見てみるとナンダこれはというものも少なくありません。
エッこれで終わり?と思ったものもあります。
批評家はいつも映画を見ているので、視る視点が異なっているのかもしれません。
ここのところ外れっ放しが続いていましたが、チェンジリングは久し振りに批評と私の感想が一致した映画でした。

●世界の最高級コーヒーの大部分が日本に輸入されるということを読んだことがあります。
外国のホテルで飲むコーヒーは香りもなく、味も濃すぎたり、薄すぎたりで旨いなと思うものはありません。
それに比べると日本で飲むコーヒーは皆香りも良く、味もキリリとして品質の良さを感じます。
鳥羽氏の履歴書を読んで素晴らしいと思ったのは、20才になるかならないうちから常に本質は何かを考えつづけて来たことです。
19才で店を出す時に「喫茶店が世に存在する意義は、一杯のコーヒーを通じて人々に安らぎと活力を提供すること」と考えてそのコンセプトに合う店づくりをしたというのは並のことではありません。
会社を起こす時も「厳しさの中にも和気藹々(わきあいあい)」というコンセプトを揚げています。
本質から考えて事を起こすと障害に出会った時に軸がブレないために右往左往することがなくなります。
チボーとキリンビールが、吉祥寺で吉祥寺戦争をした時もこの差が勝敗を分け、勝つことができました。
でも本質から考えるということは、なかなかできることではありません。
普通は今の時代に合う店はとか、人々に受け入れられるためにはという次元から考えてしまいます。
そういう点で鳥羽氏は思考方法の型ができている人だと感じました。

4月 1, 2009 8.事務所だより |

2009年3月 3日 (火)

編集後記〈3月〉

●派遣切りの報道が相変わらずマスコミをにぎわしています。
しかし派遣切りをする企業を悪人に仕立てあげる報道が多すぎます。
「かわいそう」という情に流されすぎて理性的判断を欠いています。
元はといえば派遣は多様な雇用形態を求める社会の要求に応える形で認められたもので、当時マスコミはフリーターとならんで正社員にはなりたくない人にとって、派遣という雇用形態は理に適っていると持ち上げ、テレビでも「ハケンの品格」などといって正社員そこのけの力を持ちながら正社員にならない女性をいかにもカッコイイとする番組を流していたのはつい最近のことです。
当時自動車工場でも制度に縛られたくないからといって正社員登用の誘いを断った人もいました。
企業もこの柔軟な雇用形態があれば不況期のバッファーになると考え、海外工場を日本に戻し、その結果日本で正規社員の雇用が増加するという効果も生まれました。
もし、民主党のいうように製造業の派遣を認めなくなれば、製造業の国内工場は減り、結果として日本全体の雇用が減るということになってしまいます。
有期契約の者を期間終了後に契約終了とするのは当たり前のことであることを認めない社会は法治国家ではありません。
派遣で職を失った人に住む場所を提供するのなら、倒産した会社で働いていた人にも住む場所を提供しなければなりません。
派遣切りで職を失った人の生活保護申請をすれば、普通は十日以上かかる認定をわずか15分の面接で申請受理されるのなら、誰が申請しても15分で申請受理されなければなりません。
これらを皆税金でまかなうのなら、今でさえ大赤字の国家財政はどうなるのでしょう。
手を差し伸べるのはよいにしても、国民にそれを全部負担する覚悟があるのかを問うた後でなされるべきではないでしょうか。

●派遣切りに対する昨今の報道について皆様のご意見をいただきたいと思います。 

3月 3, 2009 8.事務所だより |

2009年2月 2日 (月)

編集後記〈2月〉

●正月にいただいた年賀状で、多くの方が今年は厳しい年になるから、身を引き締めて当たらなくてはという認識を持っていられました。
しかしその中にたった一通だけ「100年に一度の大不況、大チャンス」と書かれていた方がいらっしゃいました。
不況を前に身を引き締めて事に当たることも大切なことですが「大不況、大チャンス」と言える精神力には感心しました。

●チャレンジで石川遼君をとりあげましたが、石川遼君の周りのプロゴルファーが遼君を駄目にしてないか心配です。
彼らが遼君をもちあげ過ぎているからです。
先ず、第一に昨年のツアー最終戦終了直後、参加者から銅上げされたことです。
本来なら賞金王を決めた片山がいたのですから、当然片山を胴上げすべきであるのに、それをせずに遼君をしたのは理屈に合いません。
最後まで優勝にからんでいったことを称えるのなら、称え方があった筈です。
それを事もあろうに大の大人が高校生を胴上げするなど良識を疑います。
第二に、ゴルフツアー機構の選手会(JGTPO)が彼を理事に選出したという記事です。
本来は副会長にというのを本人が辞退したので理事にしたとのことですが、17才の少年を理事にして、何を期待しようとしているのでしょうか。
17才の少年まで担ぎ上げなければならない程まともな人間がいないということなのでしょうか。
選手会が彼の人気にあやかって落ち目の男子ツアーを活性化させたいという気持ちはわかりますが、高校生の新人を理事に据えることによってしか活性化の道を描けないというのでは、何とも情けない話ではないでしょうか。
男子ツアーの将来が思いやられます。

●この件について私と異なる意見の方もいらっしゃると思いますので、もしご意見がおありでしたら賛否にかかわらず是非ご意見をお寄せ下さい。
お待ちしています。

2月 2, 2009 8.事務所だより |

2009年1月 2日 (金)

編集後記〈1月〉

●あけましておめでとうございます。
本年もチャレンジをよろしくお願いします。
良くないニュースがこれ程多く揃ってスタートする年は珍しいことだと思います。
テレビを見ていると「景気の後退を背景に」などと景気後退が枕言葉になっているように思います。
マスコミは景気後退をまるで喜んでいるようで困ったものです。
しかしそれは別として、私達も本年は何事にも「覚悟」をもって取り組まざるを得ないと思います。

●よく噛んで食べるということは昔から言われていましたが、ついガツガツと掻っ込んでしまうのはクセなのでしょうか。
以前3ヶ月で体重を8kg程減らしたことがありました。
食事の量を半分にしたので満腹感を出すために、食べ物が口の中でトロトロになるまで噛んで食べましたが、それ以降はまた元に戻ってしまいました。
この記事を読んで、改めて自分が噛んでいる回数を数えてみると大体20回位しか噛んでいないことに気づきました。
噛む回数が少ないと食事がうまいと感じる度合いが高いように思いますが、つい食べ過ぎてしまう欠点があります。
そこでここに書いてあるように、30回噛むことに挑戦してみました。
30回噛むのはかなり意識しないとできませんが、食べ物の味をよく味わうことができます。
ゆっくりと噛んで食べると物の味が食べはじめと食べ終わりの頃とでは微妙に異なり、これはこんな味もするのかということに気付かされます。
結果的には食べる量も減ることになります。
体重増に悩んでいらっしゃる方にもお勧めだと思います。
皆様の噛む回数についてお便りお待ちしています。

●年頭に当たって皆様の「覚悟」をお教えいただけたらと思います。

1月 2, 2009 8.事務所だより |

2008年12月 1日 (月)

編集後記〈12月〉

●「光陰矢の如し」とはいいますが、今年もいつの間にか12月になってしまいました。
何でこんなに1年が過ぎるのが速いのだと思いますが年々速くなっている様な気がします。

●1985年前後就職市場は「売り手市場」でこのころ就職した世代は、ひとまわり上の団塊の世代のモーレツな働きぶりを冷めた目で見つめる「新人類」と呼ばれました。
90年前後は空前の超売り手市場で就職した「バブル世代」でした。
95年前後の「就職氷河期時代」を経て2000年以後の「就職諦め世代」を経て今は「就職温暖期世代」となっています。
それに応じて若者の仕事への向き方も「しらけムード」から「自分らしく」「生活の安定」「フツーの幸せ」と変わってきました。
新人類以後の世代の特徴は「不満だったらすぐ辞める」ということです。
初めから転職プランを描いて就職する者もいるようです。
かく言う私も、今から40年以上も前、就職をするというのは一生をその会社に託す位に考えられていた時代に、就職後4年間の間に第一生命、ヤマハと二つの会社を渡り歩いた当時としては珍しい経歴を持っています。
それなので大きなことは言えませんが、一度転職を経験すると、会社を辞めることがあまり苦ではなく転職アレルギーがなくなってしまう問題があります。
もう一つ感じたことは、どこの会社も良いところと悪いところがあり、会社を変わってもどちらかが圧倒的に良かったということはないのではないかということです。
幸い私は資格試験に通ったので良かったのですが、もし受からなかったら、私も転々と職を変えていたかもしれません。
ですから、職を変える現代の若者の気持ちもわからないではないけれど、本音でいえば、あまり変わらない方がイイよといいたい気持ちです。

12月 1, 2008 8.事務所だより |

2008年11月 2日 (日)

編集後記〈11月〉

●今月の本でとりあげた「偽善エコロジー」は最近では秀逸な本でした。
地球が温暖化すると南極や北極の氷が解けて、水位が6メートルもあがり、世界の主要都市の多くは水の下に沈むという説ほど私たちに温暖化の恐ろしさを感じさせることはありませんが、これはウソだというのです。
先ず北極の氷はほとんどが海に浮いています。
海に浮いている氷はアルキメデスの原理によって、解けても凍っても海水面は変わりません。
一方、南極の氷は気温が暖かくなると少し増えるのです。
南極は中心部の気温がマイナス50℃です。
周囲の海が暖かくなると海から立ち上がった蒸気が南極大陸の中心部に雪となって降るので氷は増えます。
アルプスの氷河は解けても海が膨大なので少量で問題はありません。
グリーンランドの氷については意見が分かれますがIPCC(季候変動に関する政府間パネル)はグリーンランドの氷が解けるのに数千年かかると報告しており、今すぐというのではありません。
ゴア副大統領は「不都合な真実」でノーベル賞を受賞しましたが、この映画に対して、ウソがあると英国で父兄が裁判をおこし、ロンドンの高等法院は「ゴア副大統領の映画には9つの誤りがある。危険を煽り過ぎている」という判決があったそうです。
南太平洋にあるツバルの海水面が上がって島が水侵しという話しもハワイ大学の記録では海水面の上昇は5センチで、水侵しの主な原因は第二次世界大戦の頃作ったアメリカ軍の飛行場が地盤沈下したためであり、海水面の上昇とは関係はないとのことです。

●「野球の惨敗」は私には面白いテーマでした。
皆様はいかがお考えでしょうか。「偽善エコロジー」についても皆様のお便りをお待ちします。

11月 2, 2008 8.事務所だより |

2008年10月 2日 (木)

編集後記〈10月〉

●工学部の凋落が激しいようです。
私達が大学に入るころは(といっても、もう随分と以前になりますが)高度成長期の入り口の頃でしたので、工学部は医学部と並んで花形でした。
造船や機械、電気といった学部をもつ大学は狭き門だったと記憶しています。
特に東京工業大学は旧帝大の東大、京都、阪大、を除けば、工学部の中では最高の地位にあった学校で、上記の大学を除けば国立大学の医学部より上位に位置していたものです。
工学部の凋落が始まったのはバブルの時期からだと思います。
工学部の出身者の多くが、製造メーカーに就職せず、銀行や証券に就職しました。
それはそうした業種の方が、給料が高いということと、メーカーよりも華やかであるということとが理由のようでした。
物づくりにしか国の先が見えない日本にとっては、憂うる情況だと思います。
でも工学部出身者が企業の中で優遇されるようにならなければ、この状況を変えることはできないものと考えられます。

●北京オリンピックが終わって、オリンピック一色に染まっていたテレビ番組も静かになりホッとしています。
ところで、2016年のオリンピックに東京都が名乗りをあげていますが、果たしてもう一度東京でオリンピックをやる意義があるのだろうかと考えてしまいます。
石原知事は、もう一度日本を元気にするために必要と言っていますが、この財政悪しき折、大金をかけてやるだけの価値があるのでしょうか。
元気がなくなっているのは民族のスピリットが落ちているからであり、オリンピックを開いた位で、スピリットが強化され再び隆盛をとり戻すというようなことがありうるのか疑問に感じてしまいます。

●「工学部の凋落」の記事について皆様のご意見をお待ちします。野球のことでも結構です。
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10月 2, 2008 8.事務所だより |

2008年9月 2日 (火)

編集後記〈9月〉

● 牛丼の「並」一杯に使われる水はどの位でしょうか?
答えは2トンです。コメや野菜の栽培には水が欠かせませんし、鶏、豚、牛などの飼育にも膨大の量の水が必要です。
日本は水が不足していない様に思っていますが、食糧を通して大量の水を輸入していることになります。
これがバーチャルウォーター(仮想水)の理論ですが、これによれば食糧自給率40%に満たない日本は、世界各国の水に依存していることになります。
東大の沖教授によると、日本は年間640億トンの水を輸入しており、これは国内の年間灌漑(かんがい)用水使用量570億トンを上回り、水の輸入大国といえるとのことです。
アフリカから食糧を輸入すれば、アフリカの水を収奪していることになり、アメリカから輸入すればアメリカの水を収奪していることになります。
水道の水を節約することも大切ですが、穀物や野菜、鶏、豚、などの肉類を食べ残し廃棄することは、外国から輸入した水を捨てていることと同じです。
こうした点からも食べ残しは日本の直すべき大きな課題だと思います。

●税務のページの「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律」は、次号でとりあげようと考えている「事業承継税制」と対をなすものです。
株式等の分散で事業継承に苦慮している中小企業が現実にどの位あるかは疑問ですが、この民法の特例法は、よくも作ったなと思う程の民法の原則を踏みにじった法律です。
法律制定の過程で、民法学者はあきれてしまって、途中からは発言もしなかったといわれる程の例外規定です。
この法律が、作られたときの意図通りに運用されるか疑問です。

●楽天の記事に関するご意見をお寄せ下さい。
勿論他のことでも結構です。

9月 2, 2008 8.事務所だより |

2008年8月 2日 (土)

編集後記〈8月〉

●お気付きかと思いますが先月号から文字を大きくしました。
これは読者の方から字が小さすぎて読みにくいというご指摘をいただいたからです。
私自身は10年程前に白内障の手術を受け、眼内レンズの焦点距離を30cmに設定してあるために気がつかなかったのですが、改めて見るとご指摘の通り少々字が小さいかなと思えたものですからフォントを10.5から12に変えました。
書くことが少なくなって楽になるかなと思ったのですが、短い文の方がかえって時間がかかり苦労が増えたように思います。

●スクラップでは、日本中で食べ残して捨てられる食糧は年間700万トンで、日本の国内で作られている農業・水産業の生産額とほぼ同じであるということを伝えています。
この食べ残しはこの五年間で更に進んだことも報じています。
ごはん粒1つでも残すなといわれ駅弁のフタについた米粒もていねいに取って食べていたのはつい先頃のように思いますが、飽食に慣れ、金さえ出せば、食糧も油も買えるなどとうそぶいているうちに、いつの間にかこのようなムダをし、それを何とも思わなくなってしまっていたのです。
食糧でも外国に買い負ける時代になった今、国をあげて「もったいない」の精神をいま一度生き返えらせなくてはならなくなっているのではないでしょうか。

上記のことについて皆様のご意見をお寄せ下さい。
勿論他のことでも結構です。

8月 2, 2008 8.事務所だより |

2008年7月 1日 (火)

編集後記〈7月〉

 秋葉原での無差別殺人にはいきどおりを感じます。
秋葉原は㈱東芝の仕事のため昭和40年代の中頃から30年以上に亘って毎月通っており、どこの街並みもなじみになっていますが、こんな殺人事件が起こるなど夢想だにしていませんでした。
 誰でもいいから殺したかった人間が拳銃を向けられ「打つぞ!」と言われた途端、刃物を捨てたといいます。
 世の中何もかもイヤになった人間が、誰でもいいから殺しておいて、自分は全く死ぬ気もなかったのかと思うと、致命傷にならない程度に銃を発射しておけばよかったのにという気分になります。
 ましてや「携帯サイトに事件予告を書けばこれを見た誰かが警察に通報するかもしれないと思った。今となれば誰かに止めて欲しかった」という発言は、私は悪くない、予告までしていたのに止めてくれなかった社会が悪いという、他人責任論とも聞こえます。
 事件後の報道が事件の起こった社会的背景などを解説し、識者らしき人がもっともらしきことを言うのを聞くにつけ、こうした報道もまた、こうした事件に対する世間の対応を甘くしている原因になっているのではないかと思うのは、私一人なのでしょうか。
●この事件についての皆様のご意見をお待ちしています。

7月 1, 2008 8.事務所だより |

2008年6月 1日 (日)

編集後記〈6月〉

 「メタボが犯罪になる日」はメタボが世界中で問題になっているということを示しています。
日本でも今年の4月から全国の健康保険組合は40才から74才までの人に対し特定検診をすることを義務づけられました。
厚生労働省は今や国家予算の1/4に達した医療費を抑制するには医療の質や量を制限するよりも、その根本原因たる喫煙や肥満を抑制することが大切だという考え方を持っているためです。
厚労省のメタボ基準は
①腹囲 男性85cm以上・女性90cm以上 
②高血糖、高血圧、脂質異常の2つに該当する者
となっています。

 私は残念ながら腹囲88cmで①に該当してしまいます。
体重だけは毎朝体重計に乗ってはかっています。
ちょっと太ると、毎食事前には空腹を感じるようになる程に食事を制限するように心掛けているので、ここ20年位は70㎏を割る程度の体重で推移しています。
ですからBMIは24前後でかわりません。
しかし腹囲だけは、ほとんど測らないせいか、なかなか小さくなりません。
一時は人に勧められて腹筋運動をしたりしましたが、一向に効果がでないので止めてしまいました。
腹回りのメタボ基準の世界標準は男90cm、女85cmで日本だけが男女の数値が逆転しているのが何とも理解に苦しむところですが、どちらにせよ予備軍に近い存在であることには変わりません。
どなたか腹回りが小さくなる方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
そこで今月は「私のメタボ対策」についてご意見をお寄せ下さい。
勿論他の記事についても結構です。

6月 1, 2008 8.事務所だより |

2008年5月 1日 (木)

編集後記〈5月〉

● 昨年の7月から“皆様の声”をお届けしていましたが、先月、今月とお届けすることができませんでした。
2ヶ月も続けて“お声”がないと誌面が淋しくなります。
過去のニューズレターを引っ繰り返してみると“お声”の多い時と少ない時とにはっきりと分かれる様に思います。
チャレンジの内容が経営に関するときは少なく、社会的な内容に関するときには多い様に感じます。
やはり皆様の関心に比例して反応の出に違いがあるようです。
皆様の“お声”は「チャレンジ」に関することだけでなく「スクラップ」に関することでも「今月の本」に関することでも結構です。
何か感じるところがおありの場合は是非ご意見をお寄せ下さい。
今月号の「スクラップ」には世界の食都日本のことが書いてあります。
海外旅行をして、外国でも食事をしますが、日本料理以外の料理も日本で食べるものが一番おいしいように思えます。
日本人の舌に一番合っているからかもしれません。
そこで今月は、この「美食都市TOKYO」についての皆様のご意見をお待ちしています。
勿論チャレンジ、その他の記事についても結構です。

● 同封しましたのは「大道展」の招待状です。
大道書学院は、日本の書家の中で最も美しい正統な書を書く書道家として、何度も中国で個展を開いた故川上景年氏の主宰した会です。
その関係で中国大使館の後援する日本で唯一の書道展です。
絵だか字だかわからない書の氾濫する最近の書道展と違い、楷書・行書・草書を主体とした清清しい書道展です。
書に興味をお持ちの方は足をお運びください。
5月9日~18日まで 東京都美術館(上野)
尚、岡山県高梁市備中町には氏の作品700点余を収蔵した「景年記念館」があります。
200851
- 「景年記念館」岡山県高梁市(たかはしし)備中町(びっちゅうちょう) -

5月 1, 2008 8.事務所だより |

2008年4月 1日 (火)

編集後記〈4月〉

 昨年の4月から続いていた沖縄東芝での研修は、研修1日、ゴルフ1日というスケジュールでしたので、その前後に1日をとって、沖縄の観光日に充てました。
お蔭で今までみられなかったところを、時間をかけて見ることができましたし、ゴルフ場も全て異なっていたため、それぞれのコースを楽しむことができました。
 中でもカヌチャ浜ゴルフコースは、所ジョージが沖縄で一番きれいなところと探した末にプライベートビーチを持つ別荘を造った所に隣接しているだけあって、各ホールから美しい海が見える素晴らしいところでした。
 しかしここも普天間の米軍が移転する予定のキャンプシュワブが目と鼻の先にあり、移転してくれば、この美しい景観もだいなしになってしまい、何とも勿体ないことに思われました。
浜に抱かれた大浦湾は人魚(ジュゴン)の生息地としても有名で、各地にキャンプ移転反対の看板がたっていました。
 沖縄料理の海ぶどう、ミミガー、ラフテーなども楽しみました。
泡盛は10数年前に来た時は、臭いがきつくとても飲めないと思い、以来試していませんでしたが、今回試してみると味わいも良く、以前のものとは全く変わってしまっていました。
丁度、昔は苦手だった芋焼酎が、臭くなくなって飲み心地が良いと感じるようになったのと似ていました。

4月 1, 2008 8.事務所だより |

2008年3月 1日 (土)

編集後記〈3月〉

パチンコ不況とサラ金不況とは、日本のサブプライム問題です。
パチンコ業界は30兆だとするとGDP(国内総生産)の6%に相当します。
サラ金を利用している人は全国で2000万人いるといわれており、上限金利が20%以下になると貸す業者が減り影響額は少なく見積もって4兆~5兆となり、これもGDPの1%になります。
この額は姉歯事件が原因で改正になった建築基準法の改正による確認申請の遅れによる建築需要の減少による損失4兆円と拮抗します。
たかがサラ金、たかがパチンコと思っていましたが、日本経済の中に占める割合は大変なものだったのです。
しかし、サラ金やパチンコの規制も建築確認の厳格化も、それ自体としては正しいことであり、正義感から出たことであっても、合成の誤謬のため、思いもしない結果をもたらすものだと思います。
しかも、サラ金もパチンコも建築確認のことでも、ある事件が起こると、役所は何をしているというマスコミの攻撃を巧みに利用して、規制の網を張り、許可の権限を強めていく官庁のしたたかさを強く感じます。
正義感は良いにしても、そろそろ日本人は何かがあったら役所だけを攻撃するという姿勢を改めていかないと、自分で自分の首を締める、ということにもなりかねないことになるのではないかと思います。

3月 1, 2008 8.事務所だより |

2008年2月 1日 (金)

編集後記〈2月〉

私は日本の土産物の第1位は赤福だと思っています。
ですから近畿方面に行った時には必ず、赤福を買って帰っていました。
にせものの餅で作った大福が巾を利かせているご時世に赤福だけは本物の餅と本物の小豆を使っている点が気に入っていました。
売り残しを少なくするため、相互融通をし易いように近鉄沿線だけに限って売っているということも好ましく思っていました。
ですから赤福問題が報道されたときには「赤福よお前もか」と思ったものです。
しかし、赤福問題を詳しく取り上げた記事を読んでみると、ミートホープと同列に扱われていても内容はかなり異なっていることを知りました。
最良の方法であると思ってやっていたことが、法律違反であったということです。
そしてそのことにつき一度の是正措置も行われず、無期限営業停止にされたことです。
一度マスコミにとりあげられると、官庁は一罰百戒とばかり、厳しい措置をとりたがる傾向がありますが、今回などは、その最たるものだと思います。
食料自給率40%少々、厳しくみると28%という日本が、これからの食料不足時代に入り、生き延びていかなくてはならないなかで、賞味期限を過ぎたものを廃棄するという一般の風潮をこのまま放置し助長していっていいのか問題だと思いました。
皮肉にも「白い恋人」は以前の6倍の売れ行きとかで、並べるはしから売れてしまうとのことです。

2月 1, 2008 8.事務所だより |

2008年1月 1日 (火)

編集後記〈1月〉

 また新しい年が廻ってきました。
新年になると今年の目標は何にしようかと考えるのですが、ここ数年は目標も定番となり、新しい目標が出てこなくなってしまいました。
人生に対する期待が少なくなってしまったことかなと少し反省をしています。
でも今までやっていなかったことで生活の中にとりいれたのはストレッチです。
腰が痛くて整体師のところに行っていることは、以前、この編集後記に書いたことがありましたが、その後通っているうちに腰の痛みは序々に消えていき、今では思い出すこともなくなりました。
頸椎の方の痛みも今では解消しました。
ところが整体をしてもらっている途中で、あちこちに痛みを感じます。
どうしたらこの痛みが取れるのかと聞くと、ああしろ、こうしろといろいろなストレッチ体操を教えてくれました。
それを朝起きた時にやっているうちに、あちこちの痛みはほとんどなくなってしまいました。
約10分程ですが、筋肉は鍛えるほど若くなり、70才では鍛えてない人よりも30才も若くなると聞いて、その後続けています。
ストレッチ体操の最大の成果は、猫背が直ったことです。
胸を張って歩いても苦しくなくなりました。
何かを続けるとやはり良いことはあるものです。

1月 1, 2008 8.事務所だより |