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2011年2月 7日 (月)

山下洋輔・林英哲〈2月〉

                ― 山下洋輔・林英哲 ―
2011025
 ジャズ・ピアニスト山下洋輔のニューイヤーコンサートに行きました。
今回の共演の相手は和太鼓の林英哲です。
林英哲は和太鼓奏者として1982年に独立して以来、活動の舞台を世界に広げ、ベルリンフィルとの共演を初めとして、ロック、ジャズ、現代音楽、民族音楽などの演奏者と共演をして今や世界的奏者となっています。
初めのうちは和太鼓がどうクラシックやジャズと混じり合うのか危惧していましたが始まってみるとそんな危惧はどこえへやら飛んでいってしまいました。
目の前の大きな和太鼓だけでなく、周りに大太鼓、小太鼓その他大小さまざまな太鼓を置き、弦楽器や管楽器のメロディーに合わせて打ちます。
時には大きく、時には小さく消え入るような音まで自在に打ちわけていきますが、どんなに小さく打った音も思いきり強く打った音もその弦楽器や管楽器のどの音も押しつぶすことなく太鼓の音の中に包み込んでしまいます。
本当に和太鼓とは不思議な楽器です。
それにしてもこの和太鼓の音を西洋音楽の楽器の音とぶつかることなく生かしている、林英哲の西洋音楽の理解力のレベルは大変なものだと感じられました。
アンコールで行われた、パーカッション奏者、竹島悟史との打ち合いは見ているだけでも楽しく、会場には笑いが溢れました。
■林 英哲 広島県出身。11年間のグループ活動後1982年ソリストとして独立。
85年 米カーネギーホールで世界初の太鼓ソリストとしてデビュー。
現代音楽の分野でも前例のない和太鼓ソリストとして国際的に高い評価を得た。
97年芸術選奨文部大臣賞、01年日本芸術振興賞受賞。洗足学園音楽大学・三重大学客員教授。
東京藝術大学において特別授業開講。

2月 7, 2011 1.日々是好日 |