« 甦るハウステンボス〈11月〉 | トップページ | 早水和子さんのコンサートのご案内 »

2010年11月 7日 (日)

町全体に江戸時代が息づく今井町〈11月〉

            奈良県橿原(かしはら)市今井町
1
 奈良県橿原(かしはら)市の今井町に行ってきました。
今井町は戦国時代に一向宗の門徒が中心になって造った寺内町(じないちょう)です。
町全体が濠で囲まれており、織田信長に対し、本願寺とともに抗戦しようとしましたが、今井町ゆかりの茶人、今井宗久らのとりなしにより、町はそのまま残され、江戸時代になっても堺とともに自治都市として認められ、海の堺、陸の今井と称される程の繁栄をしました。
火に対する厳しい掟があったため、町全体が戦国時代、江戸時代のまま残されています。
東西600m南北310mの町は、まわりをめぐる濠こそなくなったものの約700軒の民家のうち500軒は江戸時代からのものです。
うち重要文化財8棟が指定されていて、一番古い今西家は慶安3年(1650)に建築されています。
ここの特色は江戸時代からの建物もほとんどが現在も人が住んでいて活用されていることです。
「日本で一番残したい町」1位に選ばれたことがあるだけあって、町を歩いていると江戸時代にタイムスリップをしたような感じにとらわれます。
今も時代劇の撮影などにも使われるそうで、角を回った途端チョンマゲを結った武士が出てきても何の不思議もないような街並と裏通りが続いています。
今まで回った中では三重の関宿が、一番町並が保存されていると思っていましたが、この今井町の方が上かもしれません。
わざわざ訪れても価値のある場所だと思いました。

11月 7, 2010 1.日々是好日 |