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2010年7月 9日 (金)

三菱一号館美術館での「マネとモダンパリ展」〈7月〉

     三菱一号館美術館・マネ展(東京、有楽町)
201007

 三菱一号館は1894年(明27)国内初のオフィスビルとして建てられ、関東大震災にも耐え、東京大空襲からも奇跡的に逃れました。
1968年(昭43)に取り壊されましたが、当時の図面や資材の一部が建っていたので、昨年、現在地に復
元されました。
150万個のレンガと当時そのままの板張りで、中庭もあり、周囲から隔絶した威風を保っており、一度は
訪れる価値のあるものとなっています。
この開館記念として「マネとモダンパリ展」が開催されています。
マネの作品は国内の美術展で数多く出展されていま
すが、マネの個人展は極めて珍しく、我が家の図録にもないところをみると、この30年ほとんど開催されていないのではないかと思います。
展示会にはマネの作品80点と同時代の作家たちの作品80点が展示されていますが、初めて見るも
のもあります。
「どこにもある題材を光の中で描く」と言うマネの代表作は、それ程出品されていませんが、マネを楽
しむには十分の作品が並んでいます。
マネは「黒」を好み「黒」を生かして使う画家として有名ですが、後にマネの弟
と結婚する画家「ベルト・モリゾ」を描いた4作品のうち「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」は黒尽くめの衣装をまとい、逆光の中で左側からの光を受けて輝くように愛くるしく描かれており、彼女に対する彼の思いが伝わってくるようで、この絵を見るだけでも行く価値は十分にあると言えると思います。
7月25日まで三菱一号館美術館(有楽町国際
フォーラム前)

7月 9, 2010 1.日々是好日 |