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2009年11月 7日 (土)

うだつ(卯建・梲)のあがる町美濃市(岐阜県)〈11月〉

       - うだつのあがる美濃市(岐阜県) -
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 美濃市は丘の上に位置するため水利が悪く、一度火災が発生すると大惨事となりました。そのため屋根の両端に防火壁を設け隣家からの類焼を防ぐ工夫をしました。
これが「うだつ」です。
防火壁の「うだつ」をあげるためにはお金がかかるため、相当の商いのある店でないと「うだつ」はあげられないので「うだつ」のたつ店(たな)を持つことは商人の夢でした。
「うだつがあがらない」という言葉はこの卯建をあげられるような成功ができなかったというところから来ています。
美濃町は関ヶ原合戦の功によりこの地を得た金森長近により造られ、現在の町割りは、慶長11年(1606)頃に出来ました。
古い町家が19棟並び、ほとんどが現在も使用されています。
これだけの町家が1ヶ所の狭い地域に固まって存在するのは、今まで訪れたどの町にもなく、それだけでも見応えのある町です。
その中でも小阪家は国の重要文化財に指定されていますし、江戸時代中期に建てられた旧今井家住宅はまさに豪商の家というにふさわしく豪華な造りになっています。
ここの庭にはカメの穴から落ちるしずくがカメの中で反響して澄んだ音を響かせる水琴窟という日本庭園の最高技術の一つといわれる別名水洞水門があります。
水鉢から手しゃくで水をすくい、落とすと琴の様に澄んだ音がしました。
日本の音風景100選に選ばれています。
徳島県の脇町もうだつの町として有名ですが、美濃市の方が、はるかに規模が大きく立派です。
美濃和紙も有名で、あかり館には素敵な照明器具が並んでいます。 
                 名古屋から高速バスで90分

11月 7, 2009 1.日々是好日 |