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2009年4月 7日 (火)

チェンジリング〈4月〉

                    映画・チェンジリング
200904
 時は1928年、ベーブルースが60本のホームランを打った年、ロサンゼルスで一人の子供が行方不明になります。
5ヶ月後警察は不明になった子供を捜し出し、母親の許に連れて来ます。
母親は一目見てわが子ではないと叫びますが、子供はお母さんと抱きつきます。
わが子ではないことを証拠だてて発表しようとした時、母親は警察の業務を妨害する精神病患者として、精神病棟に送り込まれます。
精神病院の医者は警察のいうとおりに、彼女を思うままに精神病患者に仕立てていきます。
しかし、事件は牧師の努力と思いがけない別の事件から解決に向います。
真相は、汚職とスキャンダルのために市民の評判を落としていたロス市警が評判をとり戻すために、たまたま保護した子供を替え玉に仕立て上げたものだったのです。
これは実話に基づく映画です。
 この映画を見て恐ろしいと思ったのは、警察が犯人をデッチあげることはいとも簡単だし、病院と組めば誰でも精神病患者にできることです。
日本も戦前の治安維持法の世界はそうであったろうし、ソ連、中国、北朝鮮、それに多くの独裁国家では今でもそうしたことが行われていることでしょう。
警察国家にすることの怖さを感じさせる映画です。

4月 7, 2009 1.日々是好日 |