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2009年3月 9日 (月)

秀吉の正室・北政所「ねね」の生地足守(あしもり)〈3月〉

                    岡山県足守(あしもり)
2009031
  侍屋敷・御成門                     近水園          緒方洪庵
2009032
     木下利玄生家          足守町並み         藤田千年治邸中庭

 足守は岡山から吉備線で総社に行く途中にあります。
秀吉の備中高松城攻めは、足守の中を流れる足守川の水を引いて行われました。
足守川の今は、ホタルの里と呼ばれる程の清流が流れています。
織田信長の家臣であった杉原氏は、妹の「ねね」が秀吉の妻になったため、木下姓を名乗ることになり、以後明治維新まで13代にわたって足守の藩主として足守陣屋町を育てます。
14代の木下利玄はしらかば派の歌人として有名です。
足守の町は家老屋敷と醤油醸造業藤田家を核に、約500mに亘って街道沿いに旧いたたずまいの町家が並んでいます。
家は良く手入れがされており、どの家も現在もそのまま人が住んで使っています。
他の伝統的建物保存地区と異なり、商売色が全くないのが特色で、旧い町並みがそのままひっそりと息づいています。
足守文庫には、ねねが使ったとされるうるしの塗りの道中風呂と足洗いが保存されています。
町はずれの近水園は鶴亀の島を配した池山庭園です。
緒方洪庵の生誕地でもあります。
 時間があったので、324社の神を合祀した総社宮に参り、神主に頼んで珍しい絵馬を見せてもらいました。
帰り道には幼い雪舟が柱に縛りつけられて、涙で鼠(ねずみ)を描いたという禅寺宝福寺に寄ってきました。

3月 9, 2009 1.日々是好日 |