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2008年9月 7日 (日)

小袖 江戸のオートクチュール展〈9月〉

200893
  - 江戸子袖展 -                                             - 淀君の子袖 -

 現在の「きもの」の祖形である「小袖」は十二単(じゅうにひとえ)など袖口が広い「広袖」の下に着る下着でした。
しかし時代が下がるにつれ次第に表着に変化し、華やかになっていきます。
江戸時代には絹や麻などの素材を使い、花や木、風景などを描いたり、和歌や物語を思い起こさせる意匠など、日本の粋を盛り込んだりしました。
また江戸後期には刺繍や箔(はく)を押し、友禅染の染色などを用いることにより、絢爛さが加わりました。
展示品は呉服系百貨店の松坂屋京都染色参考館の小袖所蔵品700点の中の100点で、全て見応えのあるものです。
現代にデザインされたといっても通用するようなモダンな模様もあるし、今作ったばかりかと思えるほどの生き生きした色彩のものもあります。
描かれている花鳥風月は皆、繊細で優美であり、要所々々に金糸や色糸で刺繍が施されており、しばし見とれてしまうものも数多くありました。
中でも桃山時代の淀君所用のものという「御所花車模様小袖」は、地を紅、黒、白に染め分け松や御所車、鳳凰などを刺繍で表わし、金の摺箔の文様が施されたすばらしいものでした。          
 サントリー美術館(六本木・東京ミッドタウン)9月21日まで
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9月 7, 2008 1.日々是好日 |