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2008年7月 5日 (土)

ペットビジネス…揺りかごから墓場まで「人間並み」が当たり前〈7月〉

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 「日本ほどペットを巡る環境や飼い主のニーズが激変した国はない」と世界各国でペットフードを生産、販売する米マースフーズリミテッドの日本法人の社長は言います。
同社はチワワやシーズ、トイプードルなど犬種別に栄養成分や形状を変えたドックフード「パーフェクトフィット」を3年前に発売しましたが、これは日本だけの商品です。
 一昔まではせいぜい大型、小型など犬のサイズ別でしたが「ウチの子にあった食事をさせたい」という飼い主の要求が年々高まってきたためです。
同社は、キャットフードでも同様の製品の発表を検討しています。

 日本では1990年代からペットの頭数が増えはじめ、ペットが「癒しのパートナー」として扱われだし、ペットの擬人化が加速しています。
最近では小型室内犬の人気が高まり「より快適に、便利で、楽しく」という人間と同じような要素がペット関連商品に求められるようになり、ペットビジネスの国内市場規模は1兆1000億にまで膨らんでいます。

幼稚園からスポーツジム、介護施設まで 

 東京広尾にある、「アニマルプラザ犬のようちえん」の入園料は31,500円小型犬の通園48回コースで授業料は34万200円と人間の幼稚園より割高です。
送迎バスのサービスもあり、多い日は50頭が利用しています。
ここではチャイムや花火、雷などの音を聞かせると同時に、犬におやつを与え慣れない音を聞いても吠えないようにする訓練などを取り入れており、イルカの調教のノウハウも導入しています。
「犬のしつけは生後3ヶ月から7ヶ月が勝負」と、入園前に飼い主のカウンセリングをして教えるしつけの内容を個別に決めていくといいます。
 犬用のスポーツジムが名古屋市にオープンしました。
25mの温水プールに4000万円もするCTスキャンも設置し、ジム全体を本格的なリハビリ施設にしてあります。
月会費は18,900円で既に70頭のメンバーがおり、8ヶ月で黒字化しました。
 高齢化により認知症やガンになるペットが急増し、栃木県那須塩原温泉には、大型犬の排泄の世話などの介護サービスやホスピスの施設「ペットのここから」も出来ています。

7月 5, 2008 3.スクラップ |