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2008年1月 5日 (土)

中国人観光客がやってきた〈1月〉

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 最近、海外旅行をしていて目につくのは、中国人の多さです。
どこの国でも中国人を目にします。
中国人が海外旅行に行けるようになったのは10年前からです。
それ以来、中国人の海外渡航者数は爆発的に増加し、03年で2022万人、昨年は3450万人(香港、マカオを含む)に達しました。
この調子だと2020年には一億人に達しドイツ、日本、アメリカに次ぐ世界第4位の海外渡航者送り出し国になります。
 それと共にさまざまな悪評判も世界へ輸出されはじめました。
05年9日香港ディズニーランドがオープンすると列に並ばず、冷房の利いた店内に座り込む中国人客の姿が伝えられました。
彼らは「あちこちにつばを吐き、ホテルをパジャマで歩き回る」トラブルメーカーです。
中国人のガイドですら「喫煙マナーもレディーファーストも知らない。
エレベーターにはわれ先に乗り込み、バイキングでは食べ物を大量に取る。」と言います。
今年4月ヨーロッパのホテル経営者15000人に聞き取り調査を行ったところによると28カ国の観光客をランキング付けした結果、ワースト観光客はフランス人、インド人、中国人の順で、観光が自由化されてわずか3年で堂々の第3位になりました。

世界一の金遣い

 しかし中国人は世界の観光業界にとっては追い払うわけにはいかない「金のガチョウ」です。
中国人旅行者が外国で消費した金額は03年の152億ドルから05年には218億ドルに増加し、フランスでは一日平均197ユーロ(32,000円)をショッピに費やし、アメリカ人の80ユーロ、日本人の132ユーロを凌ぎます。
したがって世界各地の観光業者は中国詣でにいそしみ、フランス人は風水を学び、韓国人は中華街をつくろうとしています。
「中国人は21世紀の日本人観光客だ」と言われているのです。
その努力が実ったときの成果は明らかです。
昨年香港を訪れた中国人は1350万人で全訪問者の半分以上で、2日以上滞在する中国人が使う金額は平均4705香港ドルで、日本や韓国を含む北アジアからの訪問者の平均4316香港ドルを上回ります。
マカオではカジノ産業の昨年の総収益が前年比22%増の66億5000万ドルと記録し、ラスベガスを抜いて世界一のカジノ都市になりました。
 しかし不法滞在を目的に失踪されるかもしれないというリスクがあります。
そのため、観光ビザの取得には預貯金残高や雇用の有無を証明する書類を提出させ保証金を預けることを原則としています。

1月 5, 2008 3.スクラップ |